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2008年9月 9日 (火)

食品衛生指導員研修会 ’08

Gtgoffice 食品衛生指導員研修会がT合同庁舎で行われました。都合で10分程遅れて到着し中に入って席に着いた時には、あいさつ(食品衛生会長)も終わっていて、研修会の講義が始まっていました。

講師の先生が大学の准教授(細菌学)の新聞記事を資料にして話し始めたところ、ちょっと興味深い内容(フレーズ)だったので、いつもより“真面目”な研修となりました。

それは、「食の安全 牛レバーの生食、危険を伝えよ」と言うもの。

記事・話によると、牛レバーやユッケなどを食べてO-157など腸管出血性大腸菌、食中毒原因菌のカンピロバクターに感染する人が、目立ちきわめて危険(死亡することもある)であるのに、飲食店では幼児、児童、老人までもが平気で生肉を口にしていることは、細菌学を専門とする立場からは・・・自殺行為に映るのだと。

厚労省は、牛と馬の生食に関する衛生基準を定めて《とちく場》や食肉処理場、飲食店などの肝臓処理は専用まな板・包丁を使い販売時は「生食」と表示をすると・・・。しかし、これには強制力がないので多くの飲食店は今も「加熱用」の肉を「生」で客に出していて、07年度に全国の《とちく場》から出荷された「生食」の牛レバーは“ゼロ”で牛レバーに限れば市場に厚労省の基準を満たす食材は存在しナイことに・・・驚き、じゃあ普段食べているのは?

厚労省は、牛レバーの危険についてより積極的に国民に周知して、飲食店は「加熱用」牛レバーを「生食用」として提供するのをやめ、消費者も口にすることを避けて欲しいと・・・。研修会は終了した。

でもな~レバ刺、ユッケでビール!美味いしな~・・・葛藤するな~

信じるしかないのか!

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