雛祭り・桃の節句、女の子の初節句のお祝いです。3月3日が一般的ですが、下仁田地域では、一ヶ月遅れの4月3日なので結構戸惑う人もいますね。男の子の端午の節句は、5月5日でほぼ一緒ですが何故ですかねぇ?3月3日か4月3日のどちらかを祝日にすれば分かりやすくイイと思うのですが・・・
お祝いの時などに引き物として使われる「御赤飯」です。この「御赤飯」は、基本(標準)ラインみたいのはありますが、地域、お店などで違いがあります。総本家紙屋では、「御赤飯」に使う豆は、《金時豆》ですが《ささげ》、《小豆》、《甘納豆》、《甘露煮の豆》を使ったりと様々です。ほかに胡麻も《黒》、《金》、《白》とか、付け合せに《紅生姜》というのもあります。「御赤飯」に限らず「お菓子」も様々で“○○はこうなければダメだ”とか“○○を原材料として何割以上使わナイとダメ”なんてのは、あまり意味のナイことだと思います。日本酒やビールと違いますからね!(○○何%以上が、純米酒、吟醸酒、ビール、発泡酒)みたいなとはね!
寒天、水飴、砂糖を煮詰めて羊羹舟に流し、凝固したら舟から取り出し切り分け、みじん粉(糯米を搗いて餅にして焼いて乾燥させてから挽いたもの)をまぶして、表面を乾燥させると・・
総本家紙屋に『上州絹』というお菓子があります。このお菓子以前は、先代の姉が嫁いだ高崎の老舗和菓子店で製造販売されていました。そこの主人が熊本名物の「朝鮮飴」をヒントに創製したものです。「朝鮮飴」とは、肥後名物で1580年ごろ創製されたといわれ“長生飴”と呼ばれていました。その後、1593年ころ朝鮮の役に、加藤清正公が戦場に携帯させ、これを食して飢饉を防いだと伝えられ、高麗飴、朝鮮飴と呼ばれたそうです。その老舗和菓子店が一身上の都合で“暖簾”を降ろす際に、『上州絹』は、素晴らしいお菓子だから総本家紙屋で受け継いでくださいと託されたのです。主人から直接、作り方を教えていただき今では、総本家紙屋の代表銘菓の一つとして人気の高いお菓子となりました。第24回全国菓子大博覧会 九州in熊本で《金賞》を受賞!これも何かの縁?
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