3月10日のブログで、「誕生餅」のことを書きました。「誕生餅」は、地域、地域で様々な呼び名があり背負わせる御餅も形や色、方法と多少の違いはありますが願う気持ちは同じ、だから心を込めて作ります。という内容だったと思います。この「誕生餅」、一升の御餅で作った「白」の1段と一升を半分づつ紅白にして重ねた2段のものと2種類あります。これと言ってキマリなどはナイので、その地域などの風習や習慣またはお好みでお決めになればイイのですが、どちらがイイか?訊かれたの場合は、あくまでも個人的な意見で『男の子』でしたら《丈夫で》《力強い》子なるように“白の1段”を『女の子』でしたら《丈夫で》《優しい》子になるように“紅白の2段”を薦めます。ちなみに値段は「白」「紅白」とも同じ3,150円(税込)で寿・不織布製の風呂敷付です。
4月10日から5月6日まで、《桜の見頃》の一ヶ月間にわたる妙義山・さくらの里での下仁田・南牧菓子組合の“露店”が終了しました。今日、朝の9時に現地に集合してテントの撤収と後片付けをしました。ソメイヨシノは“葉桜”で今、咲いているのはヤエザクラです。今年は、ソメイヨシノよりヤエザクラの方がキレイに咲いたそうです。まぁ、この一ヶ月の天気は、雨あり、風あり、『雪』ありそして夏日ありで気温の差が激しく、体調と販売するお菓子を整えるのに苦労しました。テントも頑丈に補強したおかげで風で吹き飛ばされることもなく(去年、強風で吹き飛ばされた!)無事で特に事件・事故もなかったのが良かったですね。肝心の売り上げの方は、各お店ともイマイチで商品・販売方法・時季などさまざまな《反省材料》がでました。本日の午後6時から下仁田・南牧菓子組合の総会&反省会がありますからこの《反省材料》を使って何か新しいものを作るのが「菓子屋」の腕の見せ所?なんですけど、ん~結構難しい! つづく
端午の節句も無事に終了!詰め合わせに用意した、かけ紙・箱・のし・紅白紐などの整理、整頓と在庫のチェックです。かけ紙は、大中小それぞれ枚数を数え補充するものは来年のお節句の時季までに補充するようにノートに書いておきます。突然、足りないなんて事になっても問屋&メーカーが休みの場合や在庫ナシだったりすると「どうしようもない」ですから・・・。お雛さま・桃節句は、3月3日または4月3日(一部の地域)で、GWでもないので万一、不足しても対応できるのですが、5月5日こどもの日・端午の節句は、基本的には全国統一で同じ日ですから当然、問屋&メーカーも品薄状態でしかもGW中という事で不足するとOUT!です。そうにならないように早めに整理&チェック!をしてまた、『使う日』まで大切に保管しておきます。
今日は、5月5日『こどもの日・端午の節句』、朝早くから初節句の引き物に使う“かしわ餅”作りです。最近の傾向としては、“かしわ餅”だけを20・30個入れて1つの折にするのではなく“かしわ餅”を5または10個程度入れて、後は10日ぐらい日持ちするお菓子との詰め合わせが《主流》です。その昔、兄弟・家族が多い時代は、「“かしわ餅”だけを20・30個」入れるのが《主流》で中には50個入れたこともあったと聞きました。(2、3日で“かしわ餅”は無くなったそうです。後日談)今の時代では考えられない大家族の恐るべしパワーですね!今の時代は、やはり兄弟・家族が少なくなったからですかねぇ!2人か3人家族で“かしわ餅”を20個も30個も頂いたら食べ切れなくて「困っちゃいます」からねぇ!作り手としては、《食べられずに処分》されるより《食べて処分》されるほうが同じに売れるにしても嬉しさの度合いが“天国と地獄”ぐらい差になります。ですから“かしわ餅”は適量でお早めに!後のお菓子はごゆっくりお召し上がりくださいという具合になります。
栗饅頭の“栗 山”です。端午の節句で柏餅との詰め合わせに使うのと《お土産用》に作りました。“栗 山”は、下仁田にある地区名と一粒大の栗を使った御饅頭とのイメージが合うということで先代が名付けたそうです。ところで余談ですが、酒の席での話しですので《ウソ》か《ホント》かわかりませんが、この栗山地区の出身でそこから『東』の方角へ出た人は、成功・出世した人が多いと?・・・そういえば、となりの富岡市のW印刷の社長がそうだし、有名なBカメラの社長の先祖はこの地区出身らしい?それと日光の有名なお寺の住職もそうらしい?これって偶然?それともどこにでもアル普通の話!かな?
最近のコメント